地面の下にかかるおカネ その1

建物を建てるときには、
建物を支える地盤がどれぐらい固いのか? とか、
その固い地盤がどれぐらいの深さにあるのか? などを
調べるために調査をします。
↓ これは地盤調査のうちの、 ボーリング調査 という種類の調査です。




この調査で、杭やそのほか地盤(基礎)の補強が必要なのか、必要ないのかを知ることができます。
今は杭のほかにも様々な補強の工法があって、固い地盤の深さや工法や建物の大きさによっても違いが出るので一概には言えませんが、基礎の補強が必要な時には、100万円から2~300万円かかってしまう場合があります。
(一般的な住宅ぐらいの規模の場合です)
しかも建物が出来上がっても地面に埋まってしまうので見えません。
2~300万あればでっかい木を植えたり、ちょっとイイ材料使ってみたり、じょうとう家具買ってみたり、新車買っちゃったり...
いろいろ出来そうですが、ここをケチってしまうとあとあと建物が沈んだり傾いてしまうかもしれないので、とっても大事なおカネです。
安い土地が手に入ったとしても、地盤が弱かったために基礎の補強で結局おカネが掛かってしまった...
ということも時々あります。
ただ地盤調査は自分のお金でやらないといけないので、まだ買ってもいない土地に自腹で調査を入れるのはなかなか難しいですが、もし気になる土地があれば、その土地の近くを歩いているおジイなんかに、
「この辺の地盤はどんなねぇ?」と聞いたりして情報を仕入れるのもいいかもしれないですね。
(おジイ、けっこう知ってます)
今回は地盤だけにおカタイ話でした。
付録:地盤調査の最中に会ったケヅメリクガメのはらちゃんと、
   とってもカッコいいボルゾイさん   


地面の下にかかるおカネ その2