来てくれてありがとうございました。その1

オープンハウスに来てくれたみなさま、どうもありがとうございました。

今回のおうちは、読谷の旧くからののんびりした場所に建った、深い軒の土間はあるけど玄関らしい玄関はない、室内はラフな仕上げで、楽しい庭のあるおうちです。
気持ちのいい南向きで、西側は全面花ブロックを並べた物干し場や水まわりになっています。
この物干し場と水まわりが沖縄のアッツい西陽を受け止めてくれるので、ほかの部屋が涼しくなります。
水まわりのじめじめした湿気を西陽が乾かしてくれるので、ちょうどいいですね。

手前の白い部分に、天井の低い寝室や水まわりなどのプライベートなところがあって、奥のモルタルを塗ってあるグレーの部分が、天井の高い居間などのパブリックなところになっています。
モルタルはそのままだと水をガンガン吸ってしまうので、水をはじく撥水剤を塗っています。ただその撥水剤の寿命が2年ぐらいなので、その都度塗り直さないといけません。
建主さんが自分で塗れるということで、今回はモルタルのままで仕上げることになりましたが、ちょっとハードル高めのDIYになるので、誰にでも提案できるやり方ではありません。
好みは分かれますが、左官職人さんの´こて´の跡が残ったままの質感が味わい深くて僕は好きです。
「飽きたらペンキ塗ればまた雰囲気変えられるしね」という気楽な感じで決まってしまいました。(笑)
ちなみに今回建主さんは室内のペンキや、床のフローリングのオイルもご自分で塗りました。
そうすることでこれからの家のお手入れの予行演習にもなるので、良かったと思います。
こんな見た目ですが、使いやすく、過ごしやすく、を一番に設計は進んでいきました。
HADANAさんにつくってもらったアプローチの先には、、

低くて深い軒のある土間があって、横には小学校にあるような手洗いをつくりました。
工事中から手を洗ったり、雑巾や道具を洗うのに重宝しました。
かなり、便利です。




普通の蛇口とミカンの網に入った石鹸、この雰囲気がこのおウチのつくりかたを象徴しているような気がします。
ドアを開けると靴箱はなく、ただ土間だけがあります。
少し靴が脱ぎ散らかされているぐらいのほうが似合いそうな土間です。



気楽な男衆と、真剣に将来を模索し始めた母

ご、、ご主人痩せすぎですよ!

こどもたちも楽しそうでなにより。



模型ののぞきかたがすでに本職

小あがりの畳間の、、、、、

下はどうなってるんだオイ?!

クローゼットの近くにはアイロンもかけられる作業台があって、ダダのTシャツも掛けられます。

寝室は天井低いんだね。

オープンハウスのことその1はここまで!
その2も近日公開!